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丸山塚古墳 (八女市) : ウィキペディア日本語版 | 丸山塚古墳 (八女市)[まるやまづかこふん]
丸山塚古墳(まるやまづかこふん)は、福岡県八女市宅間田に所在する円墳である。国の史跡に指定。八女古墳群を構成する1基。 == 概要 == 直径約33m・高さ約5.3mを測る大型の円墳で、本来は墳丘を取り巻く周濠・周堤が存在したと思われる〔「岩戸山歴史資料館 展示図録」27頁〕。北側200mの所には、善蔵塚古墳と茶臼塚古墳(共に国の史跡)がある〔現地説明版〕。 埋葬施設は両袖型横穴式石室で、全長8mを測り南に開口する〔現地説明版〕。乗場古墳と同様、前室と後室に分かれた複室構造で、腰石に大きな石材を用い、上部には扁平の石材を用い割石積みをし、ドーム状に積み上げている。また、奥壁や玄室・前室の袖石には赤・黄・緑の三色により三角文・円文・蕨手文が描かれている。石室は保存のため調査後に埋め戻され、現在入ることは出来ない〔「岩戸山歴史資料館 展示図録」27頁〕。 丸山塚古墳が造営された時期は、石室が複室構造であることなどから広川町の弘化谷古墳よりやや後出するものと考えられ、6世紀後半頃と推定されている〔「岩戸山歴史資料館 展示図録」27頁〕。
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